海外取引所へ日本円を直接入金することはできないので、ひとまず国内取引所に日本円を入金します。
日本円で仮想通貨を購入して、仮想通貨を送金するという形になります。
送金するのに適したオススメの仮想通貨、手順を解説していきます。
国内取引所に日本円を入金する
自分が持っている国内取引所に日本円を入金します。
入金方法は各取引所によって異なりますが、ほとんどの場合が自分の口座への振込先が記載されています。
反映時間や手数料などは各取引所によって異なりますので、ご自身でご確認ください。
新しく開設しようと思っている方や取引所の開設がまだの場合は、こちらを参考にどうぞ。
国内取引所で仮想通貨を購入する
海外取引所へ送金する仮想通貨ですが、今回はXRP(リップル)という仮想通貨を使います。
BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)でも問題ないですが、送金速度が遅くて手数料が高かったりするのでオススメしません。
XRP(リップル)は、送金速度が速くて送金手数料も安いのが特徴です。
ここからは、OKCoinの取引所を使ってXRP(リップル)を購入していきます。
「取引所」→「XRP/JPY」を選んで取引板を表示します。
この画面が売買するための取引板です。
赤枠が「売り注文」
青枠が「買い注文」
左側が「1XRP」の値段
右側がその値段に対する数量
では実際に注文してみましょう。
「購入」ボタンが選択されているのを確認して
1XRP 45.51円
数量 50XRP
と入力して注文します。
注文が成功すると下側に注文内容が表示されます。
この注文内容が画面から消えれば購入完了!
「資産」に購入したXRPが50あると思います。
価格変動によってなかなか決まらない場合は、「キャンセル」して再度注文することも可能。
「約定数量」は既に購入が完了しているので、キャンセルする場合は注意!!
仮想通貨を海外取引所へ送金する
XRPが購入できたら、そのXRPを海外取引所へ送金していきます。
ここでは、海外取引所のBingXへXRPを送金していきます。
BingXのアプリを開いて入金を選ぶ。
検索ウィンドウに「xrp」と入力すると、XRP(リップル)の候補が出てくるのでXRPを選ぶ。
チェーン名 XRP を選ぶ。
・チェーン名は必ずXRPを選ぶこと!
※チェーンを間違えると最悪の場合、大事な資産を失うことになるので注意しましょう。
入金アドレスをコピーして、OKCoinのアプリへ戻る。
※QRコードを使う場合は、OKCoinアプリのこのマークを押せばアドレスとTagを読み取ってくれる。
アプリ右下の「資産」→「取引口座」を選ぶとこの画面になる。
「少額の資産を非表示」にチェックを入れると見やすくなります。
「XRP」を選び、「暗号資産出庫」を選ぶ。
ネットワーク:Ripple となっていることを確認。
先ほどコピーした入金アドレスを「出庫先アドレス」へ貼り付ける。
「宛先タグ」も同様に貼り付ける。
受取人との関係:本人
出庫先:海外取引所
その他:BingX
と入力し、下の2か所にチェックを入れる。
出庫数量:送金したい数量を入力する
※取引所によっては最低数量が異なるので注意!!
出庫手数料:0.1XRP
取引目的:投資・資産運用
「実行」→確認画面が表示されるので「確認」を押すと送金手続きが完了する。
初めて送金する取引所へは、アドレスなどの入力ミスもあるので送金できるかを少額で一度試すようにしましょう。
送金できているか、資産を確認してみましょう。
ネットワークの混雑状況によって変わるが、数分ほどでXRPが入金されていることが確認できると思います。
送金した仮想通貨を海外取引所で売却する
OKCoinでXRPを購入したときと同じように、BingXの取引所を使います。
「XRP/USDT」でXRPを売却して、多くの取引所で基盤通貨として取り扱われているUSDT(テザー)にします。
XRPは価格変動によって送金したときの金額と売却したときの金額に差が出ることもあります。
送金後は速やかにUSDTにしておくことをオススメします。
USDT(テザー)とは、
米ドルに連動して価値が変動する「ステーブルコイン」です。
1USDTがほぼ1ドルになるように作られています。
ステーブルコインとは、
法定通貨や金などの安定した価格と連動するように設計された通貨のことです。
※「安定(ステーブルな)」
これが一連の流れとなります。
ブロックチェーンゲーム、草コインなどを始めようと思っている方は良く使うことになると思うので覚えておきましょう。
手数料が気になる方は、可能であればまとめて送金すると手数料の節約になります。
慣れてくると簡単な方法ですが、大事な資産を失わないためにも落ち着いて確認しながら作業することを心掛けましょう。